【具体的な作業例】
①電線路工事
東京都下水道局さま管内水再生センター及び
東京都水道局さま管内の浄水場。
【ラック工事】
ケーブルラックとは電力幹線や通信幹線、各種ケーブル類を整理して乗せるための部材で、
配管工事などと比べて施工性が良く、大量のケーブルを敷設するのに適しています。
ケーブルラック敷設の場合、ケーブル間の間隔を確保することによって、
許容電流を架空・暗渠計算と同等とできます。
またケーブルラックは、分電盤や配電盤から出る大量のケーブルをまとめて整理するためにも
使用され、汎用性が高く、工事現場で頻繁に使用される部材です。主に電気室や機械室、
EPS内など上下階の渡り部分、分電盤や動力制御盤の立上り、
ケーブル配線が特に集中する場所などに設置します
写真はアルミ製品ですが金属製品の物が主流で
タイプもトレー型とはしご型があり用途に応じて選択します。
【電線管工事】
電線管は、電線やケーブルを保護するために使用する管です。電線管には、
電線類を衝撃等から保護するため、電線類を隠ぺいすることによる美観の向上、
隠ぺい時の電線引替えなどを容易に行うためなど、多くの役割があります。
電線管は金属製や合成樹脂製があり、使用場所によって使い分けされています。
例えば、金属製の電線管には厚鋼電線管や薄鋼電線管があり、屋外では厚鋼、
屋内では薄鋼電線管や可とう管が良く使用されています。
写真は厚鋼電線管(溶融亜鉛メッキ)でベンダーと言う道具を用いて管を曲げて、
切断後ネジを切って繋ぎます。(近年はネジ無しが主流です)
写真手前のアルミダクトも管路の1部。
墨田区さま管内の防災倉庫
屋外 厚鋼電線管
可とう電線管の最下部に水抜きコネクター
を使用しています。
墨田区さま管内の中学校の改修工事
PF管(可とう管)を使用してケーブルを
保護しています。
また、壁内に入ってしまっても 後から
ケーブルの引替え等が可能です。
メタルモールと言う こちらも電線管の1種です。